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万一の災害や停電に安心の備えを あってよかった「家庭用蓄電池」

発行日:2023.11.29

万一の災害や停電に安心の備えを あってよかった「家庭用蓄電池」

近年、全国各地で大型の台風や地震によって停電が発生しており、もしもの停電時に不便な暮らしをしないための人々の対策意識が高まっています。
また、エネルギー資源の枯渇や世界的な情勢不安、電力需要の増加などを背景に電力の市場価格は値上がりを続け、家計を圧迫しています。
そこで災害時や停電時でも非常用電源として使用できるほか、電気代を賢く節約できる「自在・自由・自動」な家庭用蓄電池をご紹介します。

「自在・自由・自動」の蓄電池を提案 オムロンのマルチ蓄電プラットフォーム

万一の災害や停電に安心の備えを
あってよかった「家庭用蓄電池」

1.自然災害による停電により高まる防災への意識

昨今、全国各地で大型の台風や地震によって停電が発生しています。
また、送電線の断線や設備の故障、計画停電などが原因で起こる停電も、人々の暮らしに大きな影響を与えています。
過去の台風や地震によって起きた停電の発生件数と主な復旧時間を見ると、それがいかに深刻な問題であるかがよく分かります。

出典:オムロン ソーシアルソリューションズ(株)(経済産業省・気象庁・電力会社等のHPより抜粋)

2.停電時に不安・不便な暮らしをしないために

そこで、もしもの時に安心なのが非常用電源の確保です。
例えば、近年、電気代の節約や、万が一の備えとして需要を伸ばしている太陽光発電システムを設置していれば、停電時に太陽光によって発電された電気を使用することができます。
さらに、太陽光で発電した電気や電力会社から購入した電気を貯めて使うことができる「家庭用蓄電池」と併用することで、昼間に充電した電力を夜間に使用することが可能になるなど、さらなる安心を得ることができます。

このように太陽光発電システムと蓄電池があれば、万が一の停電時にも安心の備えができるほか、太陽光で発電した電気を有効に使うことで電気代を節約することも可能です。
次の章にて詳しくご紹介していますので、どうぞご覧ください。

3.太陽光発電と家庭用蓄電池

蓄電池とは太陽光で発電した電気や、電力会社から購入した電気を貯めて使うことができる装置のこと。
家庭用の蓄電池は太陽光発電との連携を前提にしているものがほとんどです。

太陽光発電と蓄電池を組み合わせて停電時に使用できる電化製品・時間の目安

4.家庭用蓄電池の選び方

蓄電池を選ぶ際はどのようなことに気をつけたらよいのでしょうか。
蓄電池の種類や特長、注目すべきポイントをご紹介します。
どの蓄電池を選ぶべきかは太陽光発電の有無で決まってきます。それぞれの蓄電池の特徴を確認しましょう。

単機能型蓄電池(太陽光発電なし)

電力系統から充電するタイプの蓄電池。万が一の停電に備えることができる。

ハイブリッド型蓄電池おすすめ

太陽光発電からも効率的に充電が可能。

万が一の停電時に活躍することはもちろん、電力の自家消費でお得に暮らすことができる。

全負荷対応型ハイブリッド蓄電池おすすめ

停電時もいつも通りの暮らしができる。

家中の家電に電力が供給可能なので、全ての部屋で普段通りに過ごすことができる。

さらに注目すべきポイント

  • 性能

    【容量】家庭用蓄電池の容量は、小・中・大型の3種類のラインナップが一般的。容量の目安は4人家族で生活に必要な最小限の電力を使うとき、中型なら2〜3日は持つようになっています。

    【出力】蓄電池の出力によって、使える電化製品の種類が変わります。容量が大きな蓄電池であったとしても、出力が小さければ大きな電力量を必要とする電化製品には使えません。

  • 寿命

    蓄電池は10〜20年と長く利用を続けていく製品です。蓄電池の寿命は年数ではなくサイクル数で表され、何度繰り返し充放電できるのかをサイクル数として寿命を表します。

  • 保証内容

    基本的に保証期間は10年または15年です。
    初期不良等で故障した場合にメーカーの責任で修理・交換対応をする瑕疵保証と、10年または15年使った段階での最大容量について、メーカーの定める容量以上を保証する容量保証があります。
    また、動作に異常がないか24時間体制で監視する遠隔監視サービスの有無も重要です。

5.蓄電池選び3つの注意点!

  1. 蓄電池の設置場所は、使用環境とサイズ・重量を考慮して選ぶ

    蓄電池は使用環境によって安全性や劣化の進み具合に影響を受けます。
    高温下や湿気の多い場所、寒冷地での設置はメーカーや販売店に確認を。
    また蓄電池のサイズ・重量は非常に大きく、蓄電池本体のサイズに加えて作業スペース分も必要になります。工事の前に現地調査をしてもらいましょう。 

  2. 太陽光発電のメーカー保証が適用外にならないか

    太陽光発電と併用する場合、太陽光発電のメーカー保証が適用外とならないよう注意が必要です。

  3. 蓄電池が補助金対象の機種か

    蓄電池を導入する際、Sii※や地方自治体の補助金を利用できる場合があるので、対象機種かどうかはチェックが必須。
    (※Sii:環境共創イニシアチブ。国の環境・エネルギー分野の施策に関連した補助金事業の運営をしている一般社団法人。補助金事業の様々なことを取り扱っている。)

6.「自在・自由・自動」の蓄電池を提案 オムロンの家庭用蓄電池

生活スタイルやエネルギー消費の変化に合わせて、経済的で安心な暮らしをご提案。

オムロン「自在・自由・自動」マルチ蓄電プラットフォームの特長

自在に組み合わせ

1プラットフォームで最大15種類の組み合わせができ、ユーザーニーズに合わせたシステム提案が可能。

自由に設置

業界最大容量クラスを最小サイズで実現し、分割構造や屋外対応でトータルコストや機会損失を削減。

自動で設定

停電時などの操作や設定を自動化し、問い合わせ対応を極小化。

単機能型(太陽光発電なし)

マルチ蓄電パワーコンディショナと蓄電池ユニットで構築されます。

ハイブリッド型蓄電池

PVユニットを追加することでハイブリッド蓄電システムに変化します。

全負荷対応型ハイブリッド蓄電池

さらにトランスユニットの追加で全負荷対応も可能になります。

「ハイブリッド蓄電システム」か「全負荷対応型ハイブリッド蓄電システム」をおすすめしています。
住まい手さまに合う蓄電池をご提案させていただきますので、

桝徳の営業担当までご連絡くださいませ。

今号の担当スタッフ

磯前 浩平

磯前 浩平

家庭用蓄電池はお客様の暮らしを守る大切な設備です。
性能は日々進化し、省エネで環境にも優しいものが多くなっています。
お客様のニーズに合わせたお手伝いができますので、遠慮なくお声がけください!