1.生活様式の変化と
住まい手の意識変化
新型コロナウイルスの流行で生活様式が変化しつつあるのと同時に、住まいへの考え方にも変化が起きています。
新しい生活様式の中で、特に働き方(テレワーク等)を浸透させる上では、自宅のあり方や重視する要素が変わってきます。
そこで今号は、コロナ禍で人々の意識はどう変化したか、見ていきます。
発行日:2020.08.03
新型コロナウイルスの流行で新しい生活様式が浸透していくと同時に、人々の住まいへの考え方にも変化が起きています。
住まいづくりに携わる者として、世情の変化に応じた情報収集を行うことも、お客様に寄り添うことに含まれます。
今号では、コロナ禍で変化した、人々の住まいへの考え方について、調査会社が行った結果をご紹介します。
新型コロナウイルスの流行で生活様式が変化しつつあるのと同時に、住まいへの考え方にも変化が起きています。
新しい生活様式の中で、特に働き方(テレワーク等)を浸透させる上では、自宅のあり方や重視する要素が変わってきます。
そこで今号は、コロナ禍で人々の意識はどう変化したか、見ていきます。
コロナ禍によって住まい手の意識や実態の様々な変化を、種類別にまとめました。
■テレワークに際する不満
「オンオフの切り替えがしにくい」が35%で最多となり、続いて「仕事専用スペースがない」「モニターやプリンターなどの備品が十分ではない」「ネット環境が悪い」「育児と両立可能な環境がない」などが挙がりました。
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■住み替え・建て替えの実態
全体の7割強が様子見の傾向であることが分かりました。一方で「中止」は6.7%程度にとどまっており、時期は後ろ倒しになっても住み替え・建て替え自体を中止する方は少ない傾向が見られました。中止した方の理由は、新型コロナ関連が8割強を占めました。
詳しい調査結果はこちら
■住居形態に対しての魅力変化
住宅購入検討者の半数以上が、自由度の高い「戸建て」に注目していることが分かりました。この結果は、在宅時間が長くなったことで、多様なニーズが求められるようになり、レイアウトや設備など自分好みにできる戸建てが魅力的だと感じるようになっていると考えられます。ウィズコロナにおける戸建ての魅力は、多様化するライフスタイルへの対応力にあるようです。
詳しい調査結果はこちら
新型コロナウイルス流行を機に拡大したテレワークは、働き方だけではなく住まいに対する考え方にも影響を与えたことが分かりました。
今後は、テレワーク前提で、住環境の良さを優先した住まいづくりがポイントとなりそうです。
時代の変化やニーズに対応した情報収集をすることは、お客様に寄り添うことの一つです。
日本の建築家は、テレワークが浸透していくと、通勤時間よりも環境の良さや家の広さが求められるようになるのでは、と話します。そうすると、都心よりも郊外を選ぶ人が増え、地価も変化するかもしれません。
海外の建築家は、多機能性と可変性が大事だと話します。仕事も運動も家の中で行うには、多機能スペースや、時間帯に応じて再構成可能な部屋を設けるなど、テレワークに対応した多様なスペースが登場すると考えられています。
6月19日、東京新宿木材市場(株)埼玉センターにて開催された「展示即売会」と呼ばれる市に行ってきました。
こちらの市では、築地の魚のように、オークション形式で木材や建材を落札していきます。
桝徳も頻繁に市へ出向き、新宿木材さんと直接お会いし、コミュニケーションを重ねることで、建材市場の最新情報を入手しながら安定供給を図っています。
そして今回は、桝徳と協業している東京新宿木材の河合さんよりメッセージを頂戴いたしましたので、ご紹介いたします。
東京新宿木材 河合さんより
今の時期、免疫力をつけたい方は多いと思います。作用の仕組みはまだ不明ですが、ヒノキの匂い成分が、ストレスを軽減し、ヒトの免疫細胞の働きを上昇させたとの報告があります。今後そういった事が詳しく研究され、実証されると、木材や木造建築物を、より自信を持ってお薦めできますね。
弊社では品薄状態に備え、情報交換はもちろん各商社からの仕入れは偏らないようにし、特に常時扱っている商品に関しては、欠品がないようにしています。
昨今の建築業界の厳しい状況においても、お客様に喜んで頂くために、工務店様、桝徳さん、弊社の「3密」で、共に成長し続けていきましょう。
ここ数か月の休日は、断捨離、DIYでコンポストづくり、サブスクでの映画鑑賞など、おうち時間を充実させています。
つい最近では梅シロップを仕込んだり、おやつを手づくりしたりと、料理をしては食べることも楽しんでいます。