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日本の未来を考える、樹脂窓のすゝめ。

発行日:2019.12.02

日本の未来を考える、樹脂窓のすゝめ。

現在、世界では多くの住宅で樹脂窓が取り入れられていますが、日本での普及率は未だ20%。
しかし、近年は日本でもより良い住まいを求めている方々が、樹脂窓に注目しているのです。
そこで今回は、樹脂窓が選ばれている理由を、ご紹介します。

1.光熱費の節約に成功!?

お客様のお家へ訪問すると、断熱性能の低い窓のお家もあるかと思います。そのようなお客様に、是非とも勧めていただきたいのが、樹脂窓です。

樹脂窓にするという事は、メリットがたくさんあります。

・住まいの地域や気候に合わせて、窓が選べる。
・暑い夏でも過ごしやすい。
・寒い冬でも家の中がポカポカ。
・冬の健康リスクが少ない。
・カビ、ダニの温床になりやすい結露を低減できる。
・光熱費の節約になる。

など、色々ありますが、やはりお客様が喜ぶ一番のメリットは、「光熱費の節約になる」、これではないでしょうか。

低断熱の窓は、冷暖房の効きが悪く、光熱費もムダにかかってきます。冷暖房の使用を我慢して節約するのではなく、効率をアップさせる事で、小さなエネルギーで快適に住めるローエネな暮らしが実現できます。

高断熱の樹脂窓を選んでいただく事で、住まい全体の断熱性能を高め、光熱費をグンと節約する事ができるのです。

それでは、下記のグラフで確認してみましょう。

年間冷暖房費の比較

年間冷暖房費の比較

※ 住まいの条件により得られる数値は異なりますので目安としてご利用ください。

出典:YKK AP APW330

このグラフは、年間の冷暖房費を表しています。

これまで、日本の住宅の主流でもあるアルミサッシ(複層ガラス)の窓に比べて、断熱性の高いアルミ樹脂複合窓(複層ガラス)やYKK APさんのAPW330の窓にする事で、設置する地域、気候によって冷暖房費が約8%〜約21%もダウンします。

そして、光熱費を節約できるだけでなく、室内外の温度差も少なくなります。よって、住まいの快適性はグンとよくなります。

「寒いけど、光熱費を節約したいから、暖房を我慢しよう…。」とお悩みのお客様が周りにいましたら、「樹脂窓に変えるだけで、無理なく節約ができますよ!」と、樹脂窓を紹介してあげてくださいね。

樹脂窓について、もっと詳しく知りたい工務店様がいらっしゃいましたら、桝徳の営業担当までご連絡くださいませ。

2.樹脂窓の3メリット〜冬編〜

①寒い冬でも家の中がポカポカ

下記の画像は、床暖房停止後4時間経過した部屋を、サーモグラフィカメラで撮影したものです。

アルミサッシの窓ガラス(画像左)だと、冷えたアルミサッシの影響で部屋全体の温度が低下しているのがわかります。

一方で、樹脂窓(画像右)だと、2枚のガラスで空気を挟み込んだ複層構造になっています。単板ガラスの約4倍の断熱効果で、部屋全体がしっかり保温できています。

  • アルミサッシ(単板ガラス)
    アルミサッシ(単板ガラス)
  • 樹脂窓  Low-E複層ガラス(遮熱タイプ)
    樹脂窓 Low-E複層ガラス(遮熱タイプ)

出典:YKK AP かんたんマドリモ

②健康リスクが少ない

冬の浴室では、心肺停止リスクが急増しています。原因は、居室から浴室の急激な温度変化です。浴室での健康リスクによる年間死亡者数は、交通事故死亡者数の約2.4倍にものぼります。

下記のグラフは2011年、入浴中の心肺機能停止者数を表しています。12月、1月をピークに、冬季に集中しています。

樹脂窓にする事で、居室との温度差を解消し、浴室での事故を未然に防ぐ事ができるのです。

入浴中の心肺機能停止者数

出典:地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター研究所資料

③窓の結露が低減できる

窓の結露の原因は、冷えた窓が室内の空気中の水蒸気を冷やして水滴を発生させるためです。

下記の画像は、同じ寒さ・湿度(室外温度0.6度、室内温度25.3度、室内湿度40.1%)の窓です。この差は一目瞭然。

冬でも冷えにくい樹脂窓なら、フレームにもガラスにもほとんど結露が見られなくなります。

また、樹脂窓にする事で、カビ・ダニが軽減できるので、家族の健康や住まいの長持ちにも繋がります。(結露の抑制は美肌にも効果的なんだとか…。)

  • アルミサッシ(単板ガラス)
    アルミサッシ(単板ガラス)
  • 樹脂窓  Low-E複層ガラス(遮熱タイプ)
    樹脂窓 Low-E複層ガラス(遮熱タイプ)

出典:YKK AP かんたんマドリモ

YKK APの樹脂窓については、桝徳サイトで紹介しています。
ご興味のある方は、下記「詳しく見る」よりご覧ください。