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12年度の業界天気予測、戸建ては曇り、マンションは小雨

旧ブログ 2012.02.27

帝国データバンク(東京都港区)は2月23日、100業界231分野の業界動向を調査し「2012年度の業界天気予測」として発表した。最も景気が良い状態が「快晴」で、以下「晴れ」、「薄日」、「曇り」、「小雨」、「雨」、最も景気が悪い状態を「雷雨」と7段階で表している。

 天気予測では「快晴」が1分野、「晴れ」が9分野、「薄日」が28分野、「曇り」が85分野、「小雨」が50分野、「雨」が41分野、「雷雨」が17分野に。住宅分野では戸建てが「曇り」、マンションが「小雨」、不動産分野の不動産賃貸も「小雨」だった。戸建てでは住宅エコポイントの再開、フラット35Sエコの新設により、引き続き政策が住宅取得意欲の下支えになるとした。

 11年度と比較すると天気の改善を見込みのは52分野(22.5%)で、横ばいが168分野で7割強を占めた。

                                         新建ハウジング  

詳しくはこちら http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/k120201.pdf

2012年の各業界の動向がよくわかります。不景気と言われながら、好調の業界は、

●通信販売
スマートフォンやタブレット端末の普及にともなう販売チャネルの多様化により、2012年度はさらなる市場拡大が予想される。

●介護福祉関連サービス
2012年4月の介護報酬プラス改定は好材料。施設から在宅へサービスがシフトするなか、人材 確保は引き続き課題。

●ネット広告
新市場や新手法が急速に開発され需要拡大が見込まれ、特にスマートフォンやSNSの急拡大は新たな媒体として期待。

●総合商社
輸出鈍化や資源価格の乱高下などが懸念されるものの、食糧関連やインフラ整備などで大型投資が本格化する見込み。

●ファストフード
値下げの常態化による集客効果の低減が懸念されるものの、節約志向の広まりから引き続き堅調の見込み。

私たちが携わる「戸建て」は住宅エコポイントの再開とフラット35Sエコの新設による住宅取得意欲の下支えに期待。で曇り空。国の政策を上手に活用していくことが重要です。