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都電荒川線

旧ブログ 2014.12.03

 東京に現存する唯一の都電「荒川線」は、荒川区の三ノ輪橋と新宿区の早稲田を結ぶ路線です。都市計画道路を整備するために、荒川区や豊島区の2区間で道路と軌道の一体的な工事が進んでいるようです。

 一つ目は、豊島区南池袋2丁目を起点とし北区西ケ原1丁目(旧古河庭園付近)を終点とする全長約3520mの都市計画道路です。この付近は幅員25mとし、中央が都電で幅6.5m、その両側に幅5.75mの車道と幅3.5mの歩道を割り振るようです。事業期間は、向原と東池袋四丁目の間、東池袋四丁目と都電雑司ケ谷の間ともに2005~15年。

 二つ目は、荒川区西尾久三丁目(小台駅付近)と西尾久七丁目(荒川遊園地前付近)の間の360mで、幅員を現状の16mから25mに広げるようです。軌道移設工事は東京都交通局が実施。いったん軌道を北側へ移し(仮設工事)、軌道を従来よりもさらに中央に配置して(本設工事)、両脇に車道を整備します。補助90号は、東京都が2004~15年度で優先的に整備すべきと決めた「第三次事業化計画」優先整備路線のひとつです。

 王子駅前と飛鳥山の間には、荒川線唯一の車と電車が並行して走る併用区間があります。若いころ、王子方面に用があってくるまで来たときに、意図せずこの区間に入ってしまい、「電車の車線を走っていいんだっけ?」「右折したいのに電車が右にいるから曲がれない!」とか右往左往したことを思い出します。



ここですここ!
今でも自信が無いですけどね。