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住宅ローン利用者の金利タイプ、「完全固定型」が4割弱

住宅産業トピックス 2017.05.12

 マイボイスコム(東京都千代田区)はこのほど、8回目となる『住宅ローン』に関するインターネット調査を実施した。回答数は1万962件で、そのうち住宅ローンの借入経験者は5割弱、現在借りている人は2割強、借入予定者は約2%だった。

 借入経験者・予定者が利用している(利用予定の)住宅ローンの金利タイプを聞いたところ、「完全固定型」が38.5%で最も多く、次いで「変動型」が32.3%、「固定期間選択型」が16.3%となった。現在借りている人では「変動型」が約45%、過去に借りていた人では「完全固定型」が5割強だった。

 借入経験者・予定者の借入先選定時の重視点を聞いたところ、「金利の低さ」が64.4%で最も多かった。次いで「諸費用・手数料」「繰り上げ返済手数料」「返済期間の長さ」が2~3割で続いた。「金利の低さ」は、男性30・40代でやや高かった。

 住宅ローンの借入先選定時の参考情報では、「住宅販売会社・不動産会社の店頭や担当者」「金融機関の店頭や担当者」が各2割強、「住宅ローンの貸付をしている機関のWebサイト、公式アカウントなど」「住宅ローン比較サイト」「勤務先での社員向け融資の説明」「家族・友人・知人などからのクチコミ」が各1割だった。これから借りる予定がある人では、「住宅ローンの貸付をしている機関のWebサイト、公式アカウントなど」「住宅ローン比較サイト」「住宅ローンに関する情報サイト」などのインターネットからの情報に関する項目が上位に入った。

 今後利用したい住宅ローンの金利タイプは、「完全固定型」が18.2%、「変動型」「固定期間選択型」が各1割、「わからない」が半数強だった。

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