中古住宅買うなら「リフォーム済み」68.2%、スマイスター調べ
住宅産業トピックス 2017.11.28
不動産関連の比較査定サイト「スマイスター」を運営するシースタイル(東京都中央区)はこのほど、「スマイスター」を利用した全国の成人男女592人を対象に「中古住宅を購入するなら、リフォーム前かリフォーム済みか」についての調査を行った。調査結果によると、『リフォーム前の住宅』が31.8%、『リフォーム済みの住宅』が68.2%となり、リフォーム済み住宅の人気が高いことが分かった。
リフォーム済みの住宅が良いと答えた人に理由を聞いたところ、『キレイ』(56.7%)、『即入居できる』(53.7%)、『リフォームする手間が省ける』(52.5%)が上位だった。『リフォーム後がイメージできない』との回答も8.4%見られた。
一方、リフォーム前の住宅が良いと答えた人の理由では、『好きな設備や間取りに変更できる』が53.2%で最も多かった。そのほか、『劣化状況が確認できる』(33.5%)、『リフォームするつもりがない』(21.8%)、『自分でリフォームする』(1.1%)などの答えが見られた。
リフォーム前の住宅が良いと答えた人の「リフォーム予算」を聞いたところ、『50万円未満』が26.6%で最多だった。これに対して、住宅をリフォーム後に売却することを考えている人の予算・費用の最多金額は50万円以上100万円未満となり、購入希望者の方がリフォーム予算について財布のひもが固い様子がうかがえた。
そのほか、「リフォームしたい場所」を聞いたところ、『キッチン』(48.9%)、『バスルーム』(43.1%)、『トイレ』(37.9%)と水回りのリフォームが上位だった。『和室』『洋室』『リビング』『ダイニング』はいずれも10%未満だった。
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