デジカメと同じ使い勝手、雨漏り調査に活用できる赤外線サーモグラフィ
住宅産業トピックス 2017.01.11
赤外線カメラの製造販売を手がけるフリアーシステムズジャパン(東京都品川区)は、雨漏り調査に活用できる赤外線サーモグラフィ「FLIR C2」を販売する。史上初というポケットサイズの製品。デジタルカメラと同じ使い勝手で、目では確認でいない漏水箇所を熱画像で視覚的に確認できる。予測の難しい水の動きを把握することで診断を効率的に行うことができるようになる。
軽量で薄型のため、どんな作業着や服装のポケットにもぴったり収まる。建築物診断用に適した広角レンズを採用しており、3インチの直感的なタッチスクリーンは画面の向きの自動回転に対応する。
同社独自のリアルタイム画像補正機能MSX(スーパーファインコントラスト)が鮮明な画質を実現するほか、内蔵のLEDスポットライトを懐中電灯の代わりやカメラのフラッシュとして使用可能。画像の全面で放射測定を実施するため、画像上のどの地点でも、温度の事後解析・計測が可能(-10℃〜150℃)だ。
メーカー希望小売価格は9万9800円(税別)から。
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