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6割が「二世帯住宅に興味あり」、20代で高関心

住宅産業トピックス 2013.02.08

 インタープライズ・コンサルティング(東京都中央区)は、3年以内に住宅購入を予定する人500人、二世帯住宅居住者500人の計1000人を対象にした「二世帯住宅についての関心度調査」を実施した。調査時期は2012年12月。

 

 二世帯住宅に興味があるか聞くと、約6割(58.6%)が「興味あり」と回答。なかでも、20代の関心が高かった。興味をもったきっかけとして一番多かったのは「家族のつながりを意識するようになった」35.8%で、「親世帯から提案された」14.6%、「子世帯から提案された」10.8%が続いた。

 

 二世帯住宅に興味がある人に不安に思うことを挙げてもらった。20〜50代では「あれこれ干渉されそう」「プライバシーが確保しにくそう」との回答が多かったが、60代以上では「生活時間帯が違いそう」が突出して多い結果となった。  プライバシー確保のために住宅の間取りで工夫したいことを聞いたところ、「寝室のフロアを分ける」「トイレを分ける」「お風呂・洗面所を分ける」の順に多かった。

 

 

                            新建ハウジング

 

 東日本大震災・少子高齢化・不景気による収入の減少などにより、住宅に対する意識が大きく変わりつつあります。二世帯住宅は、「プライバシー確保」がポイントになりそうです。