第3回 住宅設備・建材選びの基礎知識 内装編 その1
旧ブログ 2011.12.12
Q003
複合フローリングは、一枚板を利用した床材(無垢材)と比較すると、自然な風合いはないものの、いくつかのメリットがあります。次のうち、複合フローリングの説明として間違っているものはどれでしょうか?
A 反りや曲がりが少ない
B 床暖房に使用できる
C 価格が安い
D 防火性が高い
いかがでしょうか?
解答 D 「防火性が高い」が間違っていますね。
解説 複合フローリングは、無垢材を使用した「単層フローリング」と異なり、合板や
MDFの基材の上に、0.1㎜~3㎜の化粧板を合わせたフローリングのことです。
基材と化粧板を合わせて12㎜~15㎜の厚みのものが一般的です。
単層(無垢)フローリングには、反りや寸法変化が見られやすいですが、複合
フローリングは、寸法安定性が高く反りや狂いが少ない点が特徴で、床暖房にも
使用できる商品もあります。
一方、化粧板が薄いのでキズが付いたら基材が出てしまうなどのデメリットが
あります。