第1回 住宅設備・建材選びの基礎知識 水まわり編 その1
旧ブログ 2011.12.05
Q001
システムキッチンは、様々なライフスタイルや間取りに合わせ、いろいろな形が登場してきました。キッチンの形とその特徴の説明で間違っているものはどれでしょう?
A I型は、狭い家に適している一直線タイプです
B II型は、調理の分担作業に適している
C L型は、壁2面を利用しているので、調理時の移動が多くなる
D アイランド型は、料理のにおいが部屋に広がりやすい
いかがでしょうか?
解答 C 「L型は、壁2面を利用しているので、調理時の移動が多くなる」が間違いで
した。
解説 L型は移動距離が短いことが特徴です。システムキッチンのバリエーションは大
きく分けて、以下の4種類があります。
① I 型⇒最もスタンダードなタイプで、横幅2550mmが基本サイズです。無駄な
スペースを取らず狭いキッチンにも適しています。ただし、間口が広く
なりすぎると作業効率が悪くなる側面があります。
② L型⇒壁2面を機に使用するタイプで、広々と使え動栓が短いL型のレイア
ウトです。
③ I I 型⇒シンクとコンロが2つに分かれ、平行して並んでいるタイプで分担作業
に適しています。
④ アイランド型⇒キッチンが「島」になっているので、あらゆる方向から家族や
来客がキッチンを取り囲めます。しかし、料理のにおいや煙
がリビングに広がりやすいことや、部屋の中心となるため、
広いリビングでないと圧迫感を感じてしまうレイアウトです。