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省エネ、生活者の意識と行動にギャップ

住宅産業トピックス 2014.09.16

 積水化学工業(大阪市)と住環境研究所(東京都千代田区)は、「スマートハウス」に住んでいる人の省エネルギーに関する意識調査の結果をこのほど発表した。省エネを意識しているにも関わらず、エネルギー消費量が多い人が少なくなく、意識と行動のかい離が見られたという。

 

 回答者の7割が節電を意識していると回答したが、実際の消費電力と行動を見ると、節電を意識している人でも3割以上が消費電力が多かった。節電意識がある人でも、「在室時に常に冷房や暖房を使用している」と回答した人が4割いた。

 

 同調査は、2012年12月末までに、HEMSと太陽光発電を搭載したセキスイハイムに入居した人で、2013年1~12月の消費電力量や発電量についてHEMSのデータをもとに分析した。暮らし方と省エネルギーに対する意識をライフスタイルの違いまで踏み込んで調査、分析したのが特徴。調査対象は北海道、青森、秋田、岩手以外に住む単世帯1000世帯(有効回答数は711件)。

 

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