住み替え検討者の買いどき感が前年比0.7p増 理由は「消費増税」がトップ
住宅産業トピックス 2017.10.30
リクルート住まいカンパニー(東京都中央区)はこのほど、住宅購入や住み替えを検討している人や、それらを検討していない人を含む7大都市圏の一般生活者を対象とした『住まいの買いどき感』調査(2017年9月度)を行った。
住まいの検討有無を問わず一般生活者のなかで、今が「住まいの買いどき」と感じている人は15.7%で、前回調査(2017年6月)より1.0ポイント減、また前年同時期より1.7ポイント減となった。
そのうち、住み替え検討者の買いどき感は39.9%で、前回より0.4ポイント増、前年同時期より0.7ポイント増となった。また、注文住宅・新築分譲マンション・新築分譲一戸建て・中古マンション検討者の買いどき感は、前年同時期および2年前の同時期の買いどき感を上回った。
買いどきと感じる理由を聞いたところ、「消費税率の引き上げが予定されているから」が24.3%でトップとなり、次いで「お金が借りやすいから」が19.5%で続いた。「消費税率の引き上げが予定されているから」は、前回より3.6ポイント増加した。一方、2016年3月調査から前回調査まで増加が続いていた「景況感が上昇しているから」は2.2ポイントの減少に転じた。
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