中銀カプセルタワービル
旧ブログ 2017.05.11
用があって汐留にあるカレッタ汐留のエレベーターに乗っていて、ぼんやりと外を眺めていると、他のビルとは異質なデザインの建物が!慌てて撮ったのでひどい写真です。
中銀カプセルタワービル
かの有名な黒川紀章さんの初期の代表作であると共に、メタボリズムの代表的な作品です。1972年竣工。
メタボリックと読んでしまいましたが、メタボリズムですね。
メタボリズムとは、1959年に黒川紀章や菊竹清訓ら日本の若手建築家・都市計画家グループが開始した建築運動。新陳代謝(メタボリズム)からグループの名をとり、社会の変化や人口の成長に合わせて有機的に成長する都市や建築を提案した。(ウイキペディア)
この部屋の一部は、埼玉県立近代美術館に寄贈され、2012年1月16日から北浦和公園で公開されていることを先ほど知りました。美術館の中に保存されているのかと思いましたら、公園の中に野ざらしで置いてあります。ちょっとびっくりですね。
2005年ごろから、「取り壊しだ」とか「保存だ」と話題になっていましたが、今は保留のようです。
ネットで調べてみると、ここの家賃は、中央区銀座に位置しながら、なんと65,000円ほどで、今でも空きがあれば借りることができるようです。しかし、築45年、10㎡程度のワンルームで、夏暑く冬寒い部屋のようです。
中銀カプセルタワービルに住んでいる人の詳しいインタビューが出ています。面白いので一度、見てはいかがでしょうか?