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世帯年収500万円で住宅購入に前向きは3割-SMBC調べ

住宅産業トピックス 2017.12.01

 SMBCコンシューマーファイナンス(東京都中央区)はこのほど、20歳~29歳の男女1000人を対象に「20代の金銭感覚についての意識調査2017」をインターネットリサーチで実施した。

 全回答者に、住宅を所有(購入)しようと思える世帯年収額を聞いたところ、年収400万円で累計17.9%、年収500万円で同30.5%となった。また、婚姻状況別に年収400万円で住宅を購入しようと思う人の割合をみると、未婚者が17.0%、既婚者が21.8%となり、未婚者よりも既婚者のほうが住宅の購入に前向きである様子がうかがえた。

 お金の使い方に関する意識について、購入判断にSNSがどの程度影響しているかについて聞いたところ、<行きたい場所や欲しいものを探すときに画像検索(インスタグラムなど)をよく利用する>では、『そう思う』が44.9%、また<SNSに“いいね”がつきそうなもの・ことには財布の紐が緩む>では、『そう思う』が21.0%となった。

 SNSに投稿する写真や動画を撮影するために、お金を使ったことがあるか聞いたところ、「ある」は33.0%となった。男女・年齢別にみると、20代前半の女性は「ある」が37.2%でほかの層よりも高かった。

 SNSに投稿する写真や動画を撮影するためにお金を使ったことがある人(330名)に、どのようなことにお金を使ったか聞いたところ、「旅行・観光(絶景スポットなど)」(65.8%)、「レジャー(ナイトプール・アウトドアなど)」(34.2%)、「カフェ(ラテアートなど)」(28.5%)が上位だった。

 スマホ(または、フィーチャーフォン)にいれているお金・買い物関連のアプリについて聞いたところ、「ポイントカード/会員証アプリ」が44.8%で最も多く、次いで、「フリマ/オークションアプリ」(30.4%)、「ネット銀行/銀行アプリ」(30.2%)、「ネット通販アプリ」(28.8%)、「利用明細アプリ(クレジットカードなど)」(20.3%)が続いた。

 そのほか、支払いに使えるアプリでは、スマホをかざすだけで支払いできる「電子マネーアプリ」が17.0%、中国で利用者が爆発的に増えていることで最近注目を集めている「QRコード決済アプリ」が5.8%となった。

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