2012年5月に完成したスカイツリー。設計・監理が日建設計で施工が大林組です。法隆寺の五重塔を参考にして、心柱により地震などによる揺れを抑える心柱制震構造となっています。

　地元「さいたま新都心」は、建設地の第2候補地でした。　「さいたま新都心」は、東京の震災時のバックアップ機能が優れているとして、評価が高かったのですが、電波の混信世帯が約14万世帯に及ぶと想定され、これは「墨田・台東エリア」との比較で約7倍の規模に達し、その対策費用もより巨額になるという理由から落選したそうです。

　建設予定地だったさいたま新都心の8-1A街区は暫定的に駐車場として使用されていて、2008年3月に高さ186メートルのオフィスビルを建設することで正式に決まりましたが、不況の影響で開発担当企業が規模縮小を要望。埼玉県とさいたま市がこれを拒否し2010年に再び白紙となりました。　

　現在は、さいたま赤十字病院と埼玉県立小児医療センターが建設中で、平成29年1月1日オープン予定です。

 

イーストタワーに移るスカイツリー

イーストタワーに移るスカイツリーと本物のスカイツリー