「宅配ボックス」次に引っ越すときには必要3割超-SUUMOジャーナル調べ
住宅産業トピックス 2017.12.19
リクルート住まいカンパニー(東京都中央区)が運営する不動産・住宅サイト「SUUMO(スーモ)」は12月19日、全国の集合住宅に住んでいる20~59歳の男女800名を対象に実施した「宅配ボックス」の利用方法に関する意識調査の結果を発表した。回答者のうち自宅に宅配ボックスが設置されているのは400名。
近年、注文した本をコンビニで受け取ることができるなど、自宅以外の場所を宅配ボックスのように利用することが可能となっている。そこで、自宅以外で宅配便を受け取りたいか聞いたところ、6割強が「いいえ」と回答した。理由として「取りに行くのが面倒」78.3%、「持ち運びが重い」63.1%など、自宅の宅配ボックスに比べ手間がかかる点をあげる人が多かった。
また、「受け取りたい」と答えた人が受け取りたい場所は「コンビニ」が82.2%でトップ。「駅」31.9%、「宅配便会社営業所」22.5%、「会社」21.5%と続いた。
宅配ボックスで実際に荷物を受け取ったことがある人に、どのくらいで受け取りに行ったのか聞いたところ、83.3%が「当日」と回答。「翌日」は12.6%で、「3~4日」が3.3%、「1週間程度」と答えた人は0.8%だった。なお、翌日以降に受け取る理由として最も多かったのは「不在票に気付かなかった」で60.7%だった。
持ち家でない人を対象に、次に引っ越す家には宅配ボックスが必要か聞いたところ、「あればうれしい」が54.8%、「必要(家を検討するうえでの、重要要素)」22.4%、「絶対必要」8.4%となり、宅配ボックスの需要の大きさがわかる結果となった。
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