共働き世帯の洗濯事情、7割が「室内干し」—ベルメゾン調べ
住宅産業トピックス 2025.02.12
千趣会(大阪市)の通販事業ベルメゾンはこのほど、全国の共働き世帯129人を対象に実施した「令和の共働き世帯の洗濯事情」の調査結果を発表した。それによると、「室内干し」をしている家庭は全体の72.1%、うち49.5%が「常時」室内干しをしていることがわかった。「一時的」は47.3%だった。
室内干しをする理由として最も多かったのは、「季節性(梅雨、ゲリラ豪雨・花粉/PM2.5など)の外的影響を受けたくない」(72.0%)で、「天気に左右されるのが嫌だから」(43.0%)、「時間の制約を受けたくないから」(28.0%)が続いた。
「室内干し」の悩みは、「乾きにくい」(52.7%)、「部屋干し臭」(47.3%)といった洗濯物に関するものと、「生活感が出る」「邪魔になる」(ともに46.2%)という空間に関するものが上位を占めた。
室内干しの場所については、「リビングや寝室」が多いものの、理想は「ランドリールームや浴室、脱衣所」があげられることから、「生活感を抑え空間を効率的に使いたい」「洗濯の導線を短くして効率化したい」というニーズがみられる。
出典 新建ハウジング